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庭を造るということ

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造園という言葉がもたらすイメージは、受け取る人によって実に多様です。

造園と聞けば個人宅の庭を想定する人も多いでしょう。

ごくスタンダードな和風の庭、そこにしつらえられた曲がりくねった松の幹や張り出した枝、椿の垣根、という日本の郊外によく見られる庭を思い浮かべる人も多いかも知れません。

同じ和風の庭でも、京都の竜安寺の石庭のような、世界的にも知られた文化的な庭に思いを馳せることもあるでしょう。

またガーデニングがお好きならば、このところ日本でも人気の高いイングリッシュ・ガーデンや、そこに植えられている伸びやかな花々やハーブなどを利用した造園と、楽しげな庭の手入れや四季折々の作業に興味をそそられることもあるでしょう。

庭木をたくさん植栽しているようなら、造園という言葉を聞いて「そろそろ植木屋さんに手入れを頼まなければ」などとふと思い出したりもするかも知れませんね。

造園の中には、個人宅に緑や花々で飾られた空間を作るというものばかりではなく、さらに規模を広く、都市の開発や街の景観作りの一環として、つまり公共事業の一端を担っているものもあります。

造園とは、つまりは庭を造る、ということですが、こう考えると私たちの生活における庭という存在は以外に多くの顔を持っていることに気づかされます。

ガーデニング好きであればもちろん、たとえ庭のない、都会のマンション暮らしをしている場合であっても、公園や公共施設内、またレストランなどの店舗など、外出すれば必ずどこかでなにかの「庭」を目にすることがあるはずです。

これは生活環境が一定の水準に達している先進国であればほとんどの国で見られるものです。

日本、アメリカ、ヨーロッパ、またその他沢山の国でそれぞれに、各国の文化を象徴するようなスタイルと長い歴史を持つ造園のノウハウが蓄積されています。

私たちはなぜこれほどまでに庭という空間に魅せられるのでしょうか。

自分の住んでいる家、そして街、さらに国の文化と歴史が率直に反映されてきた庭と造園に対する興味は尽きることがありません。


 
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