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フランスの造園

フランスの造園の画像

西洋の造園で代表的なものの一つに挙げられるのがフランス式庭園です。

現在にもすばらしいお城と庭園が数多く残っており、観光客の目を楽しませています。

フレンチスタイルの造園はフランスのみならず、ヨーロッパの数多くの国に残っています。

フランスで有名な庭園といえばヴェルサイユ宮殿やフォンテーヌブローの宮殿の庭園など多数ありますが、例えばドイツのシャルロッテンブルグ宮殿やヘレンキムゼー宮殿、カールスルーエ宮殿などの庭園もフレンチスタイルです。

その他オーストリアやオランダ、ロシアなどにもたくさんあり、イギリスのハンプトンコート宮殿庭園もフランス式の造園がされています。

フランス人が庭に並々ならぬ熱意を持ち始めたのは15世紀頃からだと言われます。

また17世紀に登場した天才造園家アンドレ・ル・ノートルの存在は特に大きかったと言えるでしょう。

彼の手になる造園は、前述のヴェルサイユ宮殿、サンジェルマン・アン・レー城、シャンティイ城、フォンテーヌブロー宮殿、テュルリー宮殿、イタリアのトリノ王宮の庭園など多数に及び、現代でも見ることができるものも少なくありませんから、ヨーロッパ旅行の際に観光で訪れたことがある人も少なくないことでしょう。

日本においてのフランス式庭園の影響が見られ始めるのは、洋館が造られるようになった1900年頃で、洋風の造園もだんだんと手がけられるようになり、その多くが幾何学的な造形を持つフランス式です。

1903年に開園された日比谷公園や赤坂離宮などがその代表です。

大きな特徴としては、芝生の植えられた広大な敷地に、まっすぐに伸びる石畳の道路と水路があり、大きな広場に繋がるというものです。

シンプルで壮大な雰囲気のあるフランス式庭園はすばらしいものですが、現在の日本の個人宅の造園に応用できる部分は少ないでしょう。

最近ときおり見かける「フレンチスタイル」とよばれる造園はもちろんこのお城の庭のような大規模なものではなく、南フランスの田舎町をイメージさせる、家庭的な造園デザインを指しています。

フレンチブルーと呼ばれる独特な青い色で備品にアクセントを付け、クレマチスやバラ、カラーリーフなどを一年中絶やさない庭造りです。


 
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