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バラの咲く庭

バラの咲く庭の画像

ローズガーデンはいつの時代も、どんな国でも人気があります。バラの歴史は古く、どこが発祥の地なのかはっきりしません。

バラの原種はペルシャにも中国大陸にも、そして日本にも存在していました。

現在園芸種となっている品種の祖先だけでも8種の野生種があり、これらの交配によって生まれた園芸種は現在2万種にも登るといわれています。

つまりこれだけの品種を人間が生み出したわけで、このことからもわかるように、原種か、それに近いわずかな品種以外、バラは自生すると言うことはまずありません。

鑑賞以外の用途もいくつかあるとはいえ、まさしく園芸、造園のための花なのです。

それだけに、多少の入場料を払ってでも5月にはローズガーデン巡りをする人がたくさんいるわけですし、また造園するならひとつかふたつ我が家にもバラをとふと思うわけです。

これほど多くの人から愛されている花であるのに、バラの育て方の本などには必ずと言っていいほど「夢のローズガーデン」とか「夢のバラの庭」などと、「夢」という単語が付けられるのはなぜなのでしょうか。

庭の手入れが好きな人でも、バラは難しい、手間がかかると言うことが多いのも確かです。

その理由として挙げられるのが、害虫病を発症しやすいこと、大量の肥料が必要だと思われていること、毎日の見回りが必要なこと、薬剤散布が必須であること、よって手間だけではなく費用もかかると思われていることなどでしょう。

しかしこれらは一般的に浸透してしまったバラ栽培の間違ったイメージに基づいている部分も少なからずあるのです。

確かに、一昔前のバラはその通りだったかも知れません。

バラといえば切り花用の品種がメインで、大きく美しく薫り高い花を年に一度、多くて二度、一枝に一つずつ咲かせるのみと言うものが主流だった頃には、庭いっぱいにバラをあしらった造園などは夢そのものだったかもしれません。

またバラ栽培といえば切り花の生産業者でなければ一つの花をどれだけ美しくタイミング良く咲かせるかを競う競技用の栽培を指しているようなところもありました。

しかし現在ではガーデンローズの登場によって様々な面が変化しており、バラを使った造園はすでに夢でも何でもない、誰にでも取り組めるものとなってきているのです。


 
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